大崎市岩出山の“しの竹細工”の始まりは
享保年間(1720年頃)岩出山城第4代城主伊達村泰公が京都より職人を呼び藩士の副業として
奨励したのが始まりと言われており、以来300年以上の伝統を受継いでいます。
岩出山の“しの竹細工”の大きな特徴は竹の皮だけを使い、
表皮を内側にして編むことで指先に優しく水切れを良くするなど
機能的に優れており、日用品として広く愛用されてきました。
館内では竹細工職人による竹細工体験(要予約)や実演の見学ができるほか、
竹製品やインテリアとしての作品も展示されており、竹の魅力を身近に感じられる空間となっています。
また、宮城県の伝統的工芸品に指定されている岩出山の「しの竹細工」も時代の進展とともに、
ガラス・陶器などと組み合わせた作品、オブジェ・インテリアなども展示しており、
竹の魅力を身近に感じることができます。
伊達政宗公が岩出山を出発し上洛した時に、
京都の人の心を捉えたと云われる、伊達軍の豪華絢爛ないでたち。
それを再現した「政宗公まつり」で騎馬武者隊が実際に着用する鎧を特別に着用できるチャンスが!
戦国気分で、政宗公の築いた城下町・岩出山を楽しめます。
INFORMATION
竹工芸館
- 住所
- 大崎市岩出山字ニノ構115番地
- 電話番号
- 0229-73-1850
- 営業時間
- 9:00‐17:00
- 休み
- 水曜日、年末年始
- 駐車場
- あり(5台)