ノスタルジックな雰囲気にわくわく
紅葉の名所として、毎年多くの観光客が訪れる鳴子峡。
鳴子峡レストハウスから徒歩10分ほど、
国道47号線から少し外れた道を進んでいくと
林を抜けた先に、オレンジ色のかわいい建物が見えてきます。
民家が立ち並ぶ中、パッと目を引く外観の「オレンジかふぇ」を発見。
店内に入ると、ほっこりとした気持ちになれる、
ノスタルジックな空間が広がっていました。
思わず「ただいま」と言いたくなるほど、懐かしさを覚えます。
カラフルなインテリアや、ハンモック風の椅子など、
遊び心のある非日常感がなんとも絶妙です！
もともと和室だったところをリノベーションしたという店内。
ハンモックの椅子に思わず座ってみたくなります。
カラフルながらも、ホッと落ち着ける雰囲気です。
「あったらいいな」が叶ったカフェ
店主の遊佐しずえさんのご実家は、もともと
中山平温泉で湯治場を営まれていました。
「2017年に湯治場を閉めて、これからは
のんびり暮らそう！と思っていましたが、
私の母が『何かしていないと頭がボケてしまう！』と言っていて」
「じゃあボケ防止のためにカフェをやろう、と
母と2人でカフェ開業に至りました」
カフェオープンの意外な理由を、笑いながら話すしずえさん。
フレンドリーな遊佐しずえさん。お母様が他界されてからは、
しずえさんがお店を1人で切り盛りしています。
「こんなお店があったらいいな」というしずえさんの思いが
そのままカタチになっているのだそう。
「自分を表現する場として、好きなようにやらせてもらっています」と
爽やかに話すしずえさん。とても素敵です。
ヘルシーでボリューム満点！カラダにうれしいメニュー
きのこときんぴらごぼうのパンセット（¥850）
こちらのお店では、新鮮な野菜やきのこなどを
ふんだんに使ったメニューが勢揃い！
肉や魚などは使われておらず、ベジタリアンの方や
アレルギー持ちの方にも安心して召し上がっていただけます。
野菜中心のヘルシーな料理と聞くと、少食をイメージするかもしれませんが、
なんのこれしき。想像を遥かに超えるボリュームです！
「たくさん食べて、満足していただきたい」という想いが伝わってきます。
きんぴらごぼうの香ばしさと、イングリッシュマフィンが絶妙にマッチ！ 付け合わせの きくらげの生姜焼きは、お肉と疑うほどジューシーです。
ほっと落ち着く、こだわりの野草茶も
また、フードメニューだけではなく、
ドリンクメニューも豊富に揃っています。
こちらはハイビスカスティー。ダイエット効果も期待できるとのこと。
セルフサービスの野草茶には、なんと60種類もの野草が
ブレンドされているとのこと！身体をじんわりと温めてくれます。
デトックス効果もあるので、
少し食べすぎてしまっても、罪悪感を解消してくれそう。
「お婆さんの野草茶」という名前にほっこり。
心と身体に染み渡るような やさしい料理と、
しずえさんの明るく自然体な雰囲気が、
このお店の居心地の良さにつながっているのかもしれません。
ついつい長居したくなる、アットホームなカフェに
是非訪れてみてはいかがでしょう。
（撮影： 足利文香・P太郎）
INFORMATION
オレンジかふぇ
- 住所
- 宮城県大崎市鳴子温泉星沼128-11
- 電話番号
- 0229-87-2192
- 営業時間
- 11:00〜17:00
- 定休日
- 毎月15日～20日
- 駐車場
- 有（４台）
- 席数
- 20席
- お子さま対応
- OK
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